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論文

Estimation for mass transfer coefficient under two-phase flow conditions using two gas components

南上 光太郎; 塩津 弘之; 丸山 結; 杉山 智之; 岡本 孝司*

Journal of Nuclear Science and Technology, 60(7), p.816 - 823, 2023/07

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)

For proper source term evaluation, we constructed the theoretical model to estimate the mass transfer coefficient of gaseous iodine species under two-phase flow conditions, which complicates the direct experimental measurements. The mass transfer speed is determined by the product of the overall mass transfer coefficient and the interfacial area. By using the ratio of two gas components, the interfacial area, which is an important parameter that is difficult to measure, can be canceled out and the ratio of their overall mass transfer coefficients can be obtained. This ratio is expected to be equal to the ratio of their diffusion coefficients. Therefore, the unknown mass transfer coefficient such as iodine species can be estimated using the diffusion coefficients of two gas components and the reference mass transfer coefficient such as O$$_{2}$$. We carried out the experiments using the bubble column to confirm this relationship. From the results in this study, we confirmed that the ratio of the overall mass transfer coefficient was in good agreement with the ratio of diffusion coefficient under the bubbly flow conditions. Using this relationship confirmed in this study, we estimated the mass transfer coefficient of I$$_{2}$$, one of the iodine species.

論文

Study of radiation-induced primary process by ion pulse radiolysis

吉田 陽一*; Yang, J.*; 近藤 孝文*; 関 修平*; 古澤 孝弘*; 田川 精一*; 柴田 裕実*; 田口 光正; 小嶋 拓治; 南波 秀樹

JAEA-Review 2005-001, TIARA Annual Report 2004, p.183 - 185, 2006/01

シングルフォトンカウンティングシステムを用いて重イオンパルスラジオリシス技術を開発した。このシステムでは、溶液試料入射前に置かれた薄膜シンチレータにイオンを照射した時にシンチレータから発した光を溶液試料中に生成する初期活性種の検出光源として用いた。このシステムを用いて水中における水和電子の時間過渡吸収の測定が達成でき、これにより本技術の有用性が示された。

論文

Influences of humid substances, alkaline conditions and colloids on radionuclide migration in natural barrier

向井 雅之; 上田 正人; 稲田 大介; 湯川 和彦; 前田 敏克; 飯田 芳久

Proceedings of International Symposium NUCEF 2005, p.219 - 224, 2005/08

地層処分の安全評価における、より定量的な放射性核種移行の理解のため、原研では、地質媒体中のTRUの収着・拡散挙動に及ぼす腐植物質,高アルカリ環境,コロイドの影響について、実験及びモデル両面で研究を進めている。腐食物質の一成分であるフルボ酸が共存しない場合、凝灰岩試料を透過したAmの拡散は検出されなかった。フルボ酸を共存させた場合、凝灰岩を透過拡散したことを示すAmが下流側セル中に認められた。セメント材に起因する高アルカリ環境は、地質媒体を化学的・物理的に変質させながら広がる可能性がある。花崗岩中のアルカリ成分透過拡散試験から、セメント平衡水のCa$$^{2+}$$及びOH$$^{-}$$の有効拡散係数は、NaOH溶液のNa$$^{+}$$及びOH$$^{-}$$と比較してほぼ2桁高いことがわかった。コロイドは放射性核種の移行を促進するとされ、放射性核種移行へのコロイドの影響を評価できる計算コードが求められている。

論文

The 5$$nu$$$$_{rm NH}$$ and 5$$nu$$$$_{rm ND}$$ vibrational bands of partially deuterated ammonia species

赤木 浩; 横山 啓一; 横山 淳; 和田 晃

Journal of Molecular Spectroscopy, 231(1), p.37 - 49, 2005/05

 被引用回数:2 パーセンタイル:11.6(Physics, Atomic, Molecular & Chemical)

11580$$sim$$11880cm$$^{-1}$$(5$$nu$$$$_{rm ND}$$振動バンド)及び15280$$sim$$15610cm$$^{-1}$$(5$$nu$$$$_{rm NH}$$振動バンド)領域に対し、光音響分光法を用いて、NH$$_{2}$$DとNHD$$_{2}$$分子を含むガスの吸収スペクトルを測定した。スペクトルを解析することにより、NH$$_{2}$$D分子の5$$nu$$$$_{rm ND}$$振動状態及びNHD$$_{2}$$分子の5$$nu$$$$_{rm NH}$$振動状態の回転定数を決定した。また、振動基底状態の回転定数との比較から、回転定数の振動状態依存性、及び振動励起による分子構造の変化を明らかにした。

論文

Ion species control in high flux deuterium plasma beams produced by a linear plasma generator

Luo, G.; 洲 亘; 中村 博文; 大平 茂; 西 正孝

Review of Scientific Instruments, 75(11), p.4374 - 4378, 2004/11

 被引用回数:43 パーセンタイル:85.28(Instruments & Instrumentation)

低エネルギー・高フラックスのコンパクトなプラズマ源の作る重水素イオンビーム中のイオン種の制御について研究した。このプラズマ源は核融合炉のプラズマと対向壁との相互作用の研究用に開発したものである。本研究では、プラズマ源中の重水素圧力,アーク電流,制御用磁場などの放電パラメータを変化させることにより、重水素イオン種D$$^{+}$$, D$$_{2}$$$$^{+}$$, D$$_{3}$$$$^{+}$$の割合を制御できることを見いだした。低い重水素圧力の場合ではD$$^{+}$$イオンが主になり、中間の磁場と高い重水素圧力の条件ではD$$_{2}$$$$^{+}$$が生成されやすい。また、強い磁場と大きなアーク電流がD$$_{2}$$$$^{+}$$からD$$_{3}$$$$^{+}$$への変換を容易にする。これらの放電パラメータの適切な調節により、D$$^{+}$$, D$$_{2}$$$$^{+}$$、及びD$$_{3}$$$$^{+}$$のそれぞれについて、単一成分の割合が80%を超えるビームを得る方法を確立した。また、この中でD$$_{3}$$$$^{+}$$の生成には磁場の制御が重要な役割を果たしていることを見いだした。

論文

Bystander effect induced by counted high-LET particles in confluent human fibroblasts; A Mechanistic study

Shao, C.*; 古澤 佳也*; 小林 泰彦; 舟山 知夫; 和田 成一

FASEB Journal, 17(11), p.1422 - 1427, 2003/08

 被引用回数:115 パーセンタイル:87.58(Biochemistry & Molecular Biology)

バイスタンダー効果の仲介役として、可溶性物質の活性酸素種(ROS)や形質転換成長因子b1 (TGF-b1)が被照射細胞から放出されることが報告されており、ごく最近ではわれわれが被照射細胞から放出された一酸化窒素誘導体(NO)が非照射細胞の微小核形成に関与することを発見した。他方、細胞間隙信号伝達(GJIC)が放射線誘発バイスタンダー効果の重要な役割を担っている証拠も多く見つかっている。このような二つの経路;間接的及び直接的なバイスタンダー効果が示されているが、どちらが主要な役割を果たしているかなど詳しいことはほとんどわかっていない。この研究では現在主役を担うと考えられているGJICと、明らかにバイスタンダー効果に影響を及ぼすROSについて、GJICを阻害するPMAとROS補足剤のDMSOを用いて調べた。

論文

Apparent diffusion coefficients and chemical species of neptunium(V) in compacted na-montmorillonite

香西 直文; 稲田 貢一*; 小崎 完*; 佐藤 正知*; 大橋 弘士*; 馬場 恒孝

Journal of Contaminant Hydrology, 47(2-4), p.149 - 158, 2001/02

 被引用回数:15 パーセンタイル:41.9(Environmental Sciences)

Na$$^{+}$$型に調製した圧密モンモリロナイト中でのNp(V)の拡散挙動を非定常拡散法により検討した。見かけの拡散係数の温度変化から求められる拡散の活性化エネルギーから拡散経路について議論した。また、選択的逐次抽出法により、拡散中の核種の化学形等を議論した。圧密度1.0g/cm$$^{3}$$のときの見かけの拡散係数は、15$$^{circ}$$Cでの3.7$$times$$10$$^{-12}$$m$$^{2}$$s$$^{-1}$$から50$$^{circ}$$Cでの9.2$$times$$10$$^{-12}$$m$$^{2}$$s$$^{-1}$$まで温度とともに増加した。見かけの拡散係数をT$$^{-1}$$に対してプロットすると良い直線性を示し、この傾きから得られる拡散の活性化エネルギーは17.8KJmol$$^{-1}$$であった。この値はイオンが自由水中を拡散するときの活性化エネルギー値に近い。圧密度を最大1.6g/cm$$^{3}$$まで高めたときの結果及び選択的逐次抽出実験結果等から総合的にNp(V)の拡散メカニズムを検討する。

論文

ジアミドと2-テノイルトリフルオロアセトンを用いる協同抽出系におけるイットリウム,ユウロピウム及びアクチノイドの抽出錯体種の同定

佐々木 祐二

分析化学, 49(3), p.161 - 168, 2000/03

 被引用回数:1 パーセンタイル:4.58(Chemistry, Analytical)

N,N'-ジメチル-N,N'-ジヘキシル-3-オキサペンタンジアミド(DMDHOPDA)またはN,N'-ジメチル-N,N'-ジヘキシル-3-チアペンタンジアミド(DMDHTPDA)と2-テノイルトリフルオロアセトン(Htta)を用いてY,Eu及びアクチノイドの協同抽出を行い、抽出錯体の化学形を調べた。[DMDHOPDA],[Htta]濃度一定の条件で上記元素の抽出の際のlog DとpHの関係が曲線となった。曲線の最小二乗計算結果に加えて、log Dと試薬濃度との関係を調べてみたところ、M(A)$$_{2}$$(tta)(X)$$_{2}$$,M(A)(tta)$$_{2}$$(X),(A:DMDHOPDA, X$$^{-}$$:ClO$$_{4}^{-}$$)など、1元素につき3種以上の抽出錯体を見いだした。DMDHTPDAとHttaの協同抽出では、Eu,Am,Th,Uをニトロベンゼンに抽出する時も、複数の錯体が生成することを確認した。

報告書

Estimation of different species of Eu(III), Th(IV), U(VI) and Am(III) extracted into nitrobenzene by N,N'-dimethyl-N,N'-dihexyl-3-thiopentanediamide and thenoyltrifluoroacetone

佐々木 祐二; 渡部 和男

JAERI-Research 99-005, 21 Pages, 1999/01

JAERI-Research-99-005.pdf:0.67MB

N,N'-ジメチル-N,N'-ジヘキシル-3-チオペンタンジアミド(DMDHTPDA)とテノイルトリフルオロアセトン(TTA)協同抽出によるニトロベンゼン中へのEu(III),Th(IV),U(VI)とAm(III)の抽出錯体種をlogDと抽出剤濃度との関係より求めた。それぞれアクチノイド陽イオンの3つの協同抽出錯体を見い出した。抽出錯体の存在割合は2つの抽出剤濃度の比に依存しそのフラクション図を作成した。EuとAmの最も高い分離比、7.2、がDMDHTPDA単独の抽出剤を用いたときに得られ、その値は抽出種にTTAが関与する数とともに減少した。

報告書

Proceedings of the Third CSNI Workshop on Iodine Chemistry in Reactor Safety; September 11-13, 1991, Tokai-mura, Japan

石榑 顯吉*; 佐伯 正克; 早田 邦久; 杉本 純

JAERI-M 92-012, 522 Pages, 1992/03

JAERI-M-92-012.pdf:15.92MB

OECD/CSNI主催の第3回原子力安全におけるヨウ素化学ワークショップが日本原子力研究所で1991年9月11日から13日にかけて開催された。このワークショップには、10ヶ国2国際機関から専門家約60名の出席があった。ワークショップでは、ヨウ素種の放射線分解及び表面における反応、基礎及び総合実験、解析モデル及びコードの開発など、原子力安全におけるヨウ素化学に関する合計29の論文が5つのセッションにおいて種々の観点から発表された。ワークショップにおける情報交換と発表後の討論により、軽水炉の事故時のヨウ素挙動に関するより深い理解が得られるとともに、今後の研究の進展に対しても大きな期待が寄せられた。

論文

Long-lived radionuclide transport; An In-situ field column study

D.R.Champ*; J.O.Jirovec*; J.L.Young*; 熊田 政弘

Transport and Mass Exchange Processes in Sand and Gravel Aquifers; Field and Modelling Studies,Vol. 2, p.725 - 736, 1991/00

放射性廃棄物処分場からの核種の移行を予測するためには移行に及ぼす種々の過程を十分に理解することが必要である。その方法としては、バッチ法や室内でのカラム法が行われているが、本報では長寿命核種をもつTc、I、Pu、Np、Amについて野外で原位置カラム実験を行いバッチ法の結果と比較した。実験はカナダ盾状地を被覆している砂質滞水層中で実施した。滞水層から未攪乱の砂質コアを採取してカラムを作成し、コアを採取した深さにカラムを設置して地表からRIを含む地下水を注入した。ヨウ素以外のTcやアクチニド核種はカラム内に強く吸着した。カラム内に吸着した核種の分布を調べることにより、アクチニド核種はいくつかの化学形で移行していることが分かった。

論文

Effect of primary electron distribution on ion species yield in an ion source

渡邊 和弘; 荒木 政則; 大楽 正幸; 堀池 寛; 小原 祥裕; 奥村 義和; 田中 茂; 横山 堅二

Review of Scientific Instruments, 61(6), p.1694 - 1698, 1990/06

 被引用回数:9 パーセンタイル:69.81(Instruments & Instrumentation)

半円筒型・マルチカスププラズマ源において、一次電子の分布がイオン組成比に及ぼす影響について調べた。もし一次電子が多数プラズマ電極近傍に存在すれば、分子イオンが多数生成され解離される前に引き出しされるのでプロトン比は低下すると考えられる。一次電子の分布が異なると考えられる数種の磁場配位について3Dコードによる軌道計算を行い、プロトン比の測定結果と比較した。その結果、プロトン比の低い条件ではプラズマ電極近傍に一次電子が多く分布することが判った。これを実験的に確かめるためプラズマ電極の浮動電位を測定した。その結果、プロトン比が低い条件では電位も低くく、多数の一次電子が存在していることが明らかになった。つまり、プロトン比を決める要素として、従来のプラズマ体積とイオン損失面積の比の他、一次電子の分布も重要な役割を担っていることが証明された。

報告書

$$^{9}$$$$^{9}$$Mo製造に伴う高レベル廃液,中レベル廃液中のルテニウムの溶存状態,および廃液処理による溶存状態の変化

佐藤 忠; 本木 良蔵; 出雲 三四六

JAERI-M 86-077, 29 Pages, 1986/05

JAERI-M-86-077.pdf:0.79MB

$$^{9}$$$$^{9}$$Mo製造に伴ない発生した高レベル廃液、中レベル廃液中のルテニウムの溶存状態を高速液体クロマトグラフィを用いて検討し、これらの廃液中に50程近いルテニウム溶存粒が存在するのを確認した。又、廃液処理によるルテニウムの溶存状態の変化を調べ、廃液処理工程におけるルテニウム除去機構を検討した。

論文

Application of silicon surface barrier detector for fast neutral particles

三浦 幸俊; 竹内 浩; 小原 祥裕; 小長井 主悦*; 木村 博信*

Review of Scientific Instruments, 50(5), p.1111 - 1113, 1985/00

現在、プラズマ診断に一般的に用いられている中性粒子エネルギー分析装置は、多チャンネルで大型の分析器であり、プラズマ実験装置へのアクセスがかなり制限されている。そこで表面障壁型シリコン検出器(SSD)を用いた、小型1チャンネルでエネルギー分析ができる中性粒子分析装置の設計、検討を行った。また、検出器の有効性を確認するために、JT-60、NBI原型ユニットのプロトン比測定によりテストした。結果は、分光測定と良い一致を示し、また、エネルギー分解能が40KeVで約12%であり、粒子のエネルギーと、パルス波高の直線的関係が、16KeVから100KeVまで確認された。この小型中性粒子分析装置の設計、検討と、SSDについて発表する予定である。

論文

High magnetic field, large-volume magnetic multipole ion source producing hydrogen ion beams with high proton ratio

奥村 義和; 堀池 寛; 水橋 清

Review of Scientific Instruments, 55(1), p.1 - 7, 1984/00

 被引用回数:49 パーセンタイル:96.32(Instruments & Instrumentation)

ビーム組成の理論的考察によれば、水素ビーム中のプロトン比を高めるひとつの方法は、イオン源の内容積を大きくし、かつ、イオンのロス面積を小さくすることである。その思想のもとに、強磁場、大容量の磁気多極イオン源を設計、製作し、テストした。このソースはSm-Coの永久磁石の前に電磁軟鉄片をおき、チャンバー内壁で2.7KGの磁場強度を得ている。この強い磁場は、アーク効率を高く保ったままチャンバー内容積を大きくすることを可能にした。その結果、プロトン比は、質量分析器によれば93%、分光測定でも91%に達した。このソースは磁石をAlNiCoに永久磁石と交換することにより、磁場強度0.6KGでも運転された。その時、プロトン比はほぼ80%に低下した。これらの値は、プロトン比に関するスケーリング式から予測される値と良く一致する。

報告書

メイパックサンプラによるヨウ素種の定量的評価法

野口 宏; 村田 幹生; 土岡 吉喜*; 松井 浩; 国分 守信

JAERI-M 9408, 35 Pages, 1981/03

JAERI-M-9408.pdf:1.18MB

メイパックサンプラは、浮遊性の放射性ヨウ素の簡便な性状弁別装置として、広く用いられてきた。しかし、その定量的測定については多くの問題点が残されている。そこで、種々の放射性ヨウ素に対するメイパックサンプラの詳細な捕集特性を調べ、各ヨウ素種の存在割合を精度よく求めるための評価法を検討した。

論文

Effect of water on the radiolysis of carbon dioxide

池添 康正; 佐藤 章一; 清水 三郎; 松岡 伸吾*

Radiation Physics and Chemistry, 17, p.69 - 70, 1981/00

炭酸ガスの放射線分解に対する水の影響を調べた。その結果、微量の水の存在により、逆反応が促進され、一酸化炭素の生成が抑制されることを見出した。逆反応に関与する酸化種として、O$$_{2}$$$$^{pm}$$(H$$_{2}$$O)$$_{m}$$(CO$$_{2}$$)$$_{n}$$,O$$^{pm}$$(H$$_{2}$$O)$$_{m}$$(CO$$_{2}$$)$$_{n}$$なるクラスターイオンを考えた。

論文

Chemical identities of radioiodine released from U$$_{3}$$O$$_{8}$$ in oxygen and inert gas atmospheres

立川 圓造; 中島 幹雄

Int.J.Appl.Radiat.Isot., 28(4), p.417 - 423, 1977/04

 被引用回数:6

照射ずみU$$_{3}$$O$$_{8}$$を不活性ガス中で室温から1100$$^{circ}$$Cにまで加熱した際、放出される放射性ヨウ素は熱カラムクロマトで200~300$$^{circ}$$Cに吸着する(化学種A)。ヨウ素原子の最結合速度に関する検討の結果から、化学種Aは原子状ヨウ素ではなく、多分にウランマトリックスと結合したものと推定される。酸素との反応により容易にI$$_{2}$$は酸化される(Eact=6kal/mol)。 一方不活性ガス中での放出にともなう有機ヨウ素(主成分はCH$$_{3}$$I)はU$$_{3}$$O$$_{8}$$の近傍でラジカル反応により生成する。したがって酸素雰囲気では酸素のスカベンジャー効果のためその生成は抑制される。

論文

Method for suppressing formation of organic iodides by reaction of carrier-free iodine-131 in HNO$$_{3}$$ solutions

沼倉 研史*; 佐伯 正克; 立川 圓造

Journal of Nuclear Science and Technology, 10(12), p.762 - 764, 1973/12

無担体$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{1}$$Iを硝酸溶液中で加熱反応することにより、最大約10%の収率で放射性有機ヨウ素が生成する。放射性有機ヨウ素の生成量は反応温度に著しく依存し、56$$^{circ}$$Cでは0.1%以下の収率となる。硝酸を他の酸に変えることによっても生成量は減少し、特にHCl,HNO$$_{3}$$とHClの混酸およびHClO$$_{4}$$中では0.01%以下の収率となる。さらに$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{7}$$I担体を加えることにより、収率は減少し、$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{1}$$Iの10$$^{4}$$倍の担体添加で無担体の場合の1/100となる。実際の応用に関し、反応温度および酸の変換は使用済燃料の溶解速度、反応容器の腐食等の点で問題があるが、担体の添加はこのような制約がない。

論文

The polymerization of trioxane by the active species formed in the irradiated monomers

Ishigaki, Isao*; 伊藤 彰彦; 林晃 一郎*

Polymer Letters, 6, p.727 - 732, 1968/00

抄録なし

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